クロルピリホスは、シックハウス症候群の原因となる化学物質の一つであるとされています。
もともとは白アリ駆除などに使用される有機リン系殺虫剤として広く使われてきました。
常温では無色または白色の結晶。
住宅の土台や柱などの木部に吹付けたり、床下の土壌に散布するなど方法で使用されてきました。
視力低下や頭痛、めまいや吐き気などを引き起こす可能性があり、シックハウス症候群の原因なる化学物質としてホルムアルデヒドなどとともに指定され、2003年7月に施行された改正建築基準法により、クロルピリホスを含む建築材料の使用は禁止されています。